群馬県の温泉宿

4月の15日から二日間、母と友人家族と供に、群馬県の温泉に行きました。
本館、別館、新館など、かなり連結で長い宿です。
乳白色の温泉で、病だとか脳病とか皮膚とか、治癒に効くってことで期待もありました。

一日目は長時間の車の疲れもあり、ゆったりと温泉につかりました。
夜は歌のショーがあり、堪能しました。

夜は眠れませんでしたので、
一人で深夜近くに露店風呂にも入りました、
さすがに誰も居ないのですが、凄く怖くて早々に館内の風呂に戻りました、
深夜でも館内では数人は入っているので安心です。

翌朝も早くから温泉に入りました。
朝食はバイキングでしたが、いろいろ和洋食とバラエティで、お腹一杯です。

2日目の夜、夕食の食堂で母が変な事を言います。
「あそこ、見て、ほら子供がいるでしょ、目の前に座ってるでしょ、」
でも私には見えません。
「いるのよ、こっち見てるじゃない」
5歳位の男の子が2人、母のテーブルの前に母をじっと見つめて座っているとの事です、
何と一日目の夕食の時からもう2日連続で座っていたと言うのです、

私がテーブルに食べ物を運ぶと、その子供たちはパッっと消えたと言うからぞっとしました。
寒気がしました、だって見えないんですから私には・・・・
2日目は、そんな夜でしたから、部屋でもソワソワしてましたよ、
母を寝かしてから、自分で一人また温泉に入りに行きました、
やはり露店風呂は怖いですが、最後の夜と思いまた入りました、それで怖いからサッと出て終わりです、
部屋に戻り、もう母が先に寝ているので、更に怖いですから、テレビを付けて、iPadでネットを見たりしながら過ごしました、すると何だか女性の話声が部屋の隅っこ辺りからゆるい感じで聞こえてくるんですよ、隣の部屋からの声かな?なんて思いながらも、聞こえるのは女性だけの声?
「・・・ね・・・・・・」なんてずっとしばらく止まらないもんだから、妙に怖くてたまらない、
こちらも起きて電気まで付けましたよ、
そのうち、うとうとしてうつ伏せで寝てたんですが、3時過ぎに目が覚めた母に起こされました、

起きる直前に右手が痒くて、左手で思い切り引っ掻いたらしく、右手に深目に傷がついてしまいました、また、ぐっしょりと寝汗をかいてみたいで、首から背中にかけて浴衣が濡れています、
着替えて再度寝ました。


そして翌朝になり、、チェックアウトにロビーで母を待たせていた時にも、母が
「そこ、見て、椅子の所に男の子が手を椅子にかけてぶら下がって遊んでいるでしょ?ほら」
って指をさして言うもんだから、ぞぞっ~って寒気がしました。
もちろん椅子の背には誰も居ないし見えもしませんよ、それってお母さんにだけ見える子供の霊??
母は76歳ですが、ボケはありません、ハッキリと見えてしまったそうです。

創業も長いホテルですから、まあ何かはあるでしょうが、
こんな風に聞かされてしまうのは、多少の怖さもありますね。

私的にはもう一度行ってみたいと思いながらもちょっとばかり母の言ってた事が気になります。

そう言われてみれば、怖かったのは露店風呂温泉に入ってる時だけです。
真っ暗の中で横を見ても誰も入ってなかったらちょっと誰でも怖いって思いませんか?


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