キャスが天国に行く。

11月の中旬くらいからか元気が無く、キャットタワーにも上らなくなってしまったキャス。
もともと赤ちゃんの頃から大人なしく、他のメス猫ちゃんたちは抱っこを嫌がるのに、キャスだけは”だら~ん”として抱っこしても何にも動じない。大人しいと余計可愛くて、なで撫でしてしまっていた。
普段よりも少し食べない程度だったので12月の初旬に2回目のワクチンの際に病院で診てもらったら、熱が39度もあり、ワクチンは駄目、お腹が膨らんでいるので腹水を取ってみたが、FIPに症状が似ていると言われて検査をしました。結果は金曜日に病院へ電話をして聞きましたが、やはりFIPでした。
この感染で発症すると命は助かる見込みは無く、注射など延命治療しか術が無いとの事でした。
その結果を聞いた昼に、夜に病院に連れて行き注射を打ってもらう予定でした。
しかし帰宅するとキャスの姿が何処にも見当たらず、皆で探したところ、浴室に倒れていたのです。
朝、お風呂場のドアを閉める際にキャスが居るのを気づかす閉めてしまったものと思われました。
お風呂場のドアは外側なら簡単に開けられるのですが、中側から開けるのは困難でした。
朝はクッションの上に乗って寝ているのを見たのですが、出かける直前の朝の記憶が曖昧でした。
キャスは既に声すらまともに出せない状態でした、母猫も気がつかなかったのでしょう。
既に冷たくなっていましたが、直ぐに、病院に連れて行きました。
浴室に倒れて亡くなっているようで、自分のせいだと看護婦さんや先生に話しました。
先生は、「今日亡くなってしまったのは、FIPという病気のせいなんですよ、浴室に閉じ込められたせいでもなく、助からなかったのです」という説明をして下さいました。
遺体を綺麗に病院でしていただき帰りの車は大泣きでした。

でも、でも、浴室の中で、寒い思いや餌も食べれない状況が無ければ、少しでも数日でも長く生きれたかもしれない、そんな思いで自分を責めました。
どんなに悲しくてもキャスはもういない。

キャスの命日は12月6日、帰宅して好きだったオモチャ、おやつなど入れて棺桶箱としました。
母猫のサミーはキャスのお尻や足あたりを何度も舐めてあげていました。
アメリとトンキニ・ミニ―も舐めていました。
皆とサヨナラをして、翌日葬儀社に依頼して火葬をしました。

いまは骨壺に入ったキャスを部屋に祭壇を作り供養しています。
49日まではキャスがいつでも皆の傍にいるのかなって感じます。




コメント

人気の投稿